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高齢者ケアにおける最後の意思確認

こんにちは、あおぞらケアプランステーションです。

今回はACP(アドバンス・ケア・プランニング)について、あおぞらの取り組みをご紹介しようと思います。

ACPとは?

本来は年齢や病期に関わらず、自分自身の人生における目標や価値、治療に関する要望をあらかじめ家族や近しい人と共有しておくためのものです。主には病院で病気の告知をされるときなどに案内されること多いです。

じゃあ、高齢者や介護の場面ではどうなるのでしょうか?

もちろん、ご本人が遺言書やエンディングノートのような何らかの形で意志を残しておけると、残されたご家族も迷わずに済むと思います。

あおぞら版ACPシート

あおぞらでも介護の場面に合わせたACPシートを作っています。介護の場面では、認知症などで意思決定が出来ず、ご家族がご本人の意志を尊重して代理で意思決定を行うことが多いです。

しかし、現在の日本は超高齢社会。介護する側もされる側も高齢になっています。ここでの問題は次の介護者、代理意思決定者が孫世代や、甥・姪といった親族になることです。

高齢者ケアがどんどん若者に託されていく、若者ケアラーと言われています。

例えば、ご本人が100歳とすると、その子供は70歳前後、孫は40歳前後

介護者となる、子供世代も後期高齢者になり、介護される側になる可能性は十分あります。

また、孫世代は40歳前後と若く、現役子育て世代の可能性もあるため介護との両立が難しいということも十分考えられます。

あおぞら版ACPシートでは、身近な人の相関図・代わりの判断を任せたい方を記入する欄を設けています。そして、それを判断を任せたい方々へお渡しするまでを支援しています。

ACPにおいて大切なのは意思を示して、それを家族や親しい人へ共有しておくことです。

孫世代に介護してもらうことになっても、予め意志を伝えておけば少しでも負担の軽減になると考えています。

皆さんも年齢や健康状態にかかわらず、意志表示しておくといざというときの助けになるかもしれません。

下記よりあおぞら版ACPシートがダウンロードできます。ご活用ください!

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