居宅介護支援
自宅でなくても住み慣れた地域で暮らしていく
| 年齢 | 90代 |
|---|---|
| 性別 | 女性 |
| 介護度 | 要介護② |
| 傷病名 | 高血圧症 不安神経症 |
これまでの経緯
ご主人は他界され、お一人暮らしをされていました。近くに住まわれている息子さんの支援と介護保険サービスを利用しながら自宅での生活を継続されてきました。しかし、体調を崩し入院されたことをきっかけに、ADLが低下、精神的にも自宅での生活に不安を感じるようになりました。
ご本人の希望
入院中に退院に向けた話し合いをする中で、「今の状態では一人暮らしはできません。施設に入りたい。」と自宅を離れることを決意されました。ご家族も入所に賛成されたので、入所できる施設を探しました。
支援の内容
施設入所といってもご本人の介護度では、特別養護老人ホーム等への入所はできないため、サービス付き高齢者住宅(サ高住)に入居する形となりました。
その際に、今までの主治医、訪問看護、デイサービスなどが変わらず利用できるよう、できるだけ自宅近辺のサ高住に受け入れを依頼しました。居住環境は変わってしまいますが、可能な限り馴染みのある支援の環境と地域の皆さんとの関わりが継続できるよう注意を払いました。
その後
退院したばかりのころは、サ高住での不慣れな生活で不安も大きかったですが、自分自身で入所を決めた。という想いから、不安を漏らしながらも一生懸命に過ごされています。そして、変わらず利用しているデイサービスや訪問看護の看護師に会えることを喜んでおられます。
昨今、高齢独居、老老世帯は増えてきています。自宅での生活を望まれる方も多くいらっしゃる中で、「住み慣れた」という言葉は、「=自宅」だけではないことを再認識する機会となりました。安全安心な生活とご本人の想いの折り合いをみつけるのもケアマネージャーとしての責務だと感じました。
